紅茶を海に投げつけろ! コーヒーがアメリカで飲まれるようなった事件とは?

どうも、ノスケです!

 

世界史の勉強をするのがストレス。

やってもやっても点数が上がらない。

 

このように世界史に

マイナスイメージ

もっていると

 

勉強するのが辛いし

せっかく勉強したのに身につかない

という最悪な未来になるかもしれません

 

このブログでは

世界史をプラスイメージ

で勉強できるように

 

世界史について

【現代にも通じること】

【意外な事実】などを

わかりやすく解説していきます。

 

 

今回はアメリカがイギリスから

独立する戦争のきっかけとなった

ボストン茶会事件について

紹介していきます。

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https://commons.m.wikimedia.org/wiki/File:Boston_Tea_Party_Currier_colored.jpg

ボストン茶会事件とは

イギリス本国の植民地政策に

反発したアメリカ植民地

紅茶箱をボストン湾に投棄した事件のこと。

 

英語で

ボストン・ティー・パーティー

(Boston Tea Party)

といいます。

 

『今夜、ボストン港

ティーポットに!』

 

この言葉がティー・パーティー

という名前の元になっているんですね。

 

この事件の原因について

順を追ってお話していきます。

 

ことの発端は

イギリスフランスとの戦争で

お金がなくなったため

植民地に課税していったことです。

 

イギリスは色んな課税を

していきました。

砂糖の他、ワイン、コーヒー、衣類

新聞、パンフレットなどの印刷物etc.....

 

これらの課税は

商人達や植民地の人々の

反発により撤廃されます。

 

そして1767年タウンゼンド諸法では

ガラス、鉛、ペンキ、紙、紅茶など

日常品に課税しました。

 

こちらも1770年に起きた

ボストン虐殺事件によって

撤廃されましたが全部ではなく

紅茶の高い課税だけは残りました。

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当時、紅茶は植民地の人々にも

浸透しており、大人気でした。

 

だから紅茶の税金が高いままなのに

納得が行きません。

 

そこで、

オランダ商人の密輸茶が

広まりイギリスの紅茶

買わなくなります。

 

高いのは買いたくないですからね...。

 

そしてこの時期

『代表なくして課税なし』

という言葉がありました。

 

訳:自分たちの代表がいない議会が

決めた課税に従うことはない。

 

植民地の人は

イギリスの議会に

自分たちの代表を

送る権利がなかったんですね。

 

権利がないんだから、義務もない。

こんなふうに思っていたので

高い課税に不満が強くなります

 

そんな中

イギリスは1773年茶法を制定しました。

 

イギリス東インド会社

植民地への

紅茶の独占販売権を

与えるというものです。

 

イギリス東インド会社

紅茶の在庫が大量に

余っていたため。

紅茶を安く販売できました。

 

紅茶を安く買えるなら

いいじゃん!と思いますが、

そんな単純なことではなく

 

これはオランダの密輸業者に

廃業を迫るものでした。

 

密貿易で生活をしている人に

とって特定の会社に特権を与えられる

この法は面白くありません。

 

これをきっかけに全ての

貿易を独占されてしまうのでは?
課税権を認めてしまうことになるのでは?

イギリスへの反対運動が起こります!

 

そして起こったのが

ボストン茶会事件

という訳ですね。

 

その後

イギリスは報復に植民地に

過度な抑圧をします。

 

植民地はというと

団結が強まり、

アメリカ独立戦争に繋がっていきます。

 

ボストン茶会事件をきっかけに

密輸するくらい紅茶が大好きだった

アメリカは紅茶を

ボイコットするようになります。

 

だからアメリカでは今、

コーヒーが主流なんですね。

 

まとめると

イギリスが戦争に勝利

資金集めに課税をする

 

イギリス東インド会社

融通した茶法に怒り

ボストン茶会事件が起こる。

 

 

この事件で

アメリカがコーヒーを好きに

なったように

 

その国の文化には

あらゆるストーリーが

あると思います。

 

今からできることとして

イギリスはなぜ紅茶が好きなのか?

を調べて見てください。

 

ストーリーが面白いと思えると

世界史への意欲があがり

 

テストで高得点をとることが

できると思います!

 

ぜひ試して見てください!

 

では!